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平城宮跡の見どころ紹介 朱雀門ver.

#奈良市#平城宮跡#朱雀門#紹介

平城宮跡の前置き

さて皆様、奈良へ行くとなったらまずどこを思い浮かべますか?
「奈良と言えば、鹿だよね」「大仏さん、見たいなぁ~」
…恐らく一番多い回答はこんな感じだと思います

でも、筆者としては「奈良時代に都があった」というのが奈良の魅力の一つだと思っています

それなら行くべき場所は決まりましたね、そう平城宮跡です

平城宮跡はその名の通り、「平城宮」があった跡(あと)です
平城京の中でも政治を行っていた場所が平城宮ですが、その話はまた今後にします

とにかく「奈良に行こうかな」という時には是非、平城宮跡も候補に入れてほしいと個人的に思います

朱雀門って何?

そもそも「朱雀門」って何と読むの?という方もいらっしゃるかと思います
読み方は「すざくもん」です
方位を司る神様(四神)をご存じの方はお気づきかと思いますが「朱雀(すざく)」は南を守る神様でこの朱雀門は平城宮の南の門なので朱雀門と呼ばれます
※ちなみに北は玄武(げんぶ)、東が青龍(せいりゅう)、西が白虎(びゃっこ)という神様がそれぞれの方角を司っています

本来、平城宮は全体をぐるりと塀に囲われた状態になっていて出入りをできるのはこうした門のところだけになっています
現在の平城宮跡歴史公園は塀を全ては再現していない為、ポツンと門が建っている様子を見学できます

余談ですが、朱雀門と書かれた額(扁額(へんがく)と言います)は2024年に新しくなっています

訪れる際には曜日にご注意ください
月曜がお休みとなっていて他の施設もほとんどが閉まっています(遺跡を眺めるのが好きな方はそれでも楽しめるかとは思います)
また、時間帯も9:00~16:30と一般の施設よりも短いので計画的に行くことが大切です
ただ、施設自体は閉まっていますが、夜はライトアップされていて綺麗なのでそれはそれで行く価値はあるかと思います

朱雀門への行き方

電車で移動する方へのおススメは大和西大寺駅で降りて徒歩(20分程度)か、歩くのが難しい方はバスを利用するのがいいかと思います
新大宮駅からも行けないことはありませんが案内標識などでよりわかりやすいのは大和西大寺駅です


2019年以前は直接、平城宮跡へ向かうバスが無かった(か、本数がかなり少なかった)為、訪れにくい場所でしたが観光への取り組みの結果、近鉄奈良駅やJR奈良駅からもバスが出ていて格段に立ち寄りやすくなりました

朱雀門ひろば

2018年3月から朱雀門の前に施設も増えました
以前からあった奈良文化財研究所の資料館や遺構展示館の内容にプラスアルファした展示や土産物、食事の施設など以前にはほとんどなかった観光向けの施設になっています

内容がとても充実しているのでしっかり見て行けば3時間程はかかると思います
私自身はいざない館だけで1~2時間見て回ることが多いです

最後に

いかがでしたでしょうか?
奈良の平城宮跡、それも朱雀門エリアだけですが是非、観光のご参考にお願いします

参考:平城宮跡歴史公園サイト

この記事の著者

K.Nao

奈良工業高等専門学校、京都工芸繊維大学で化学を専攻。
就職後は約10年、プラスチック真空成形の分野で活躍。主に3DCADを用いた設計関係を担当。容器設計、金型設計、組立、生産時の立上げまで幅広く従事。また同時に劇団「シアター・プロジェクト・奈良」に所属、役者として舞台に立つ。小道具の制作や、PR動画の作成も担当。

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